新着情報News

作品紹介⑤

お知らせ2025.04.19

「灰釉の詩人 加藤舜陶」展
今日からは1980年代前後の透明感のある釉調に変化したころからの作品を紹介します。
下の「影青盤」は1977年制作の第9回日展出品作品。

灰釉大皿

この辺から1980年の作品。
この後の作品とは少し釉調が違う気がします。
「灰釉の舜陶」の始まりの作品なのだと思います。

試行錯誤しながらいっぱい焼いたんだろうなと想像します。
館友の鈴木三成先生は今年米寿、青瓷の素晴らしい作品を作っていますが、いまだにテストピースを焼いています。きっと舜陶先生もたくさん作ってたくさん焼いたんでしょうね。
1979年には昭和天皇・皇后両陛下の御使用食器の用命を受けています。
舜陶先生の食器は若い頃からとても評判がよく、龍窯(家業の窯)の器は名古屋の料亭でよく使用されていたのだそう。
来週の続く…

一覧に戻る